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今日はモロカイ島遠征ダイビング!
モロカイ遠征は年に1回あるかないかというケースらしい。
オアフ島で10年以上ガイドをしているキコさんも初めての経験。
午前5時にケワロハーバーに集合だった。
ジムさんが午前4時半にホテルに迎えにきてくれた。
ハーバーについても、まだ当然太陽は全然でてない。
街灯の光だけだ。
船にはタンクが36本並んでいた。36本も立っていると壮観だ。
今回、ガイドを含めてダイバーは11人。
外が暗いので、体もぼーっとしている。
まだ時差ボケなおれっちの体。
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街灯にしたにいるのが、ジムさんとキコさん。
一日中車をハーバーに置いておくことはできないので、今回はジムさんがハーバーまで送ってきてくれたのだ。
モロカイまでいくのはキコさんだけ。
ジムさんは、ダイビング以外のボートキャプテンとして何度かモロカイ島まで行ったことがあるらしい。
「行きはかなり揺れるよぉ〜。がんばってください」と笑いながら俺っちに言う。
「今日のオアフ島の海はもっともコンディションが良い状態なので、そんなに揺れないでしょ」って返事した俺っちの考えが甘かったと言うことがすぐに判明するのだ。
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午前5時20分に出航。
ひたすら東に向かう。
ココヘッドの沖を通るぐらいから、船は揺れ始めた。
オアフ島の海が静かでも、オアフ島とモロカイ島の間のチャネルはいつも荒れているらしいのだ。
船は大揺れで、波しぶきもかなり入ってくる。
船に乗っているのは俺っち以外は、ダイブマスター以上のプロばかり。ちなみに、日本人は俺っちとキコさんの2人だけ。
みんなプロばかりなのだが、アメリカ人3人は途中で吐いていた。
揺れはマジすごかった。
俺っちは、キコさんが持ち込んだビーチマットの上でひたすら爆睡。寝てないと、船酔いしてしまう。
出航後4時間ほどして、目が覚めると船の揺れはかなり収まっていた。モロカイ島にやっとついたのだ。
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モロカイ島について、モロカイ島の沖をポイントを探しながら30分ほど移動した。
揺れはチャネル移動の時より断然穏やかとはいえ、潜るにはちょっと波があって、波が穏やかな島影を捜したのだ。
結局、午前9時50分に潜れるところに到着。
オアフ島を出航してから、ちょうど4時間半だ。
荒波の中を4時間半の移動って、凄すぎ。
モロカイ島遠征は、ダイビング馬鹿じゃないと無理だと思った。
移動だけで、かなりの体力消耗しちゃいます。
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さあ、モロカイ島でのダイビングだ!
モロカイの海はどんなだろう?
キコさんと俺っちの2人でマンツーマンダイビングだ。
この写真はキコさんの後ろ姿。
このポイントは、珊瑚はあまりなくて、大きな岩がごろごろしている。
なんだか、オアフ島のノースショアで潜っている感じ。
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ハワイ固有種のスズメダイ、オーバルクロミスの若魚(写真中央右)がいっぱいいた。
写真の左側に写っているのは、ブラックフィンクロミス(ヒメスズメダイ)。
オーバルクロミスは、オアフ島でもノースショアで見かけることがあるが、
結構珍しいと思う。
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ハワイの定番、ミレッドシードバタフライは、モロカイ島でもいっぱいいた。
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アメリカ人ダイバーの大好きなウツボだ。 |
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ここのポイントは、伊勢エビがいっぱいいた。
一カ所の穴に伊勢エビが5匹固まって入ってたりした。
9月になればハワイではダイビングして採ることも可能なのだ。
あー、あと半月後だったら、おいしいバーベキューができるのに・・。
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あっちこっちに伊勢エビがいる。
今回潜った場所は近くに民家というか人の気配のない場所だった。
だから、伊勢エビにとって安住の地なのだろう。
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あー、美味そう!
俺っち、大のエビ好きなのだ。 |
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シテンチョウチョウウオ。 |
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またまたオーバルクロミスの若魚。
ハワイ固有種だよ! |
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よく見かけるウミウシ。 |
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これってなにだろう?
モンツキハギの幼魚だろうか???
キイロはぎの幼魚?
ダイブタイム56分で、エグジット。
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☆潜水データ
最大水深;12.6m
平均水深;9.8m
潜水時間;56分
透視度;25m
水温;26.7℃
海況;穏やか |
☆おまけ
オアフ島とモロカイ島のチャネルを越えるのは大変だった。
テニアン海峡がかなり荒れているときに、テニアンからサイパンに戻る状態を3時間ぐらい我慢する必要あり。
船に弱い人は、無理だ。 |