【上海 御味道ですき焼き】
今日は、K氏とアパート近くの御味道で晩ご飯を食べた。
御味道と言えばしゃぶしゃぶ。
128元で食べ放題で、9ヶ月前から何度もお世話になっている。
何度もというか、毎週1回は食べに行っている。(^^ゞ
ここは、しゃぶしゃぶとすき焼きの2つしかメニューが無いんだけど、お客さんを見ているとしゃぶしゃぶ率が99%ぐらいかなぁ。
すき焼きを食べている人見ることは滅多にない。
自分もこれまでしゃぶしゃぶしか食べてなかった。
しゃぶしゃぶもすき焼きも、使っている肉も野菜も一緒なんだけど、すき焼きは158元と30元(600円)ぐらい高い。
別に値段で選んでいたわけじゃない。
これまで、なんどかすき焼き食べようと思って、すき焼き注文すると、
「え、すき焼き?」
「本当にすき焼き?」
「中身一緒で30元も高くなるよ?」
「すき焼きおいしくないよ!」
って、どの店員さんも同じようなことを言うので、
「じゃあ、しゃぶしゃぶで良いです・・・」
って、いつも結局しゃぶしゃぶになっていた。
だって、店員さんが「美味しくないっていうのは普通ありえないし」
でも、今日はすき焼きにチャレンジ!
どんな味のすき焼きが出てくるんだろう・・・。
肉と野菜は美味しいことわかっているので、割り下の味に不安があったのだが、食べてみると普通に美味しい。
というか、上海にきてから別の2つの店ですき焼き食べてのと比べると格段に美味しい。
日本で食べるすき焼きとまるで同じ味。
上海で以前に食べたすき焼きは、すき焼き特有の甘さが足りなくて、美味しくなかったけど、これは美味い!
しかも、すき焼きは店員さんがずーっと作ってくれる。
店員さんが1時間ぐらい付きっきりで作ってくれるんだから30元高くなっても仕方ないというか、安いんじゃないかな。
次々と肉を投入して、至極の時。
いやぁ、なんで9ヶ月間ここですき焼き食べなかったんだろう・・・。
もっと早く食べれば良かったヨ。
マジ激旨でした。
で、店員さんが美味しくないと言っていた理由がやっとわかった。
どうも中国人にとって、すき焼きの甘さは美味しいと感じられないようだ。
中国料理は基本的に辛い。
砂糖の甘さがあるすき焼きは、基本的に受け入れられないみたい。
そう考えると、別の店で食べたすき焼きが甘くなかったのも納得。
要は、中国人向けに作ると、日本人にとっては美味しくないすき焼きになる。
逆に、日本人が美味しいと感じるすき焼きは、中国人にとっては甘すぎる鍋となっちゃうのだ。
食文化というのは、子供の頃から慣れ親しんだ味がベースだから、仕方ないよね。
どっちが本当は美味しいとか議論するのは無意味。
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