小笠原では、船が出航するときの”お見送り”という儀式があるようだ。
小笠原のダイビングショップのボートやホエールウォッチのボートとかが、出港する小笠原丸と併走して湾の外まで見送るのだ。
併走する船は、小笠原丸の両側あわせて10隻前後だった。
そして、小笠原丸で本土に帰る乗客は、見送り船に向かってずーっと手を振り別れを惜しむ。
通は、「さよならぁ~」とは言わずに、「行ってきまぁ~す」と叫ぶようだ。
俺っちは、今回見送る側と見送られる側の両方を体験した。
この動画は、見送られるときに小笠原丸から撮影したもの。
小笠原丸の左舷の光景。
右舷の方がお見送りの船がちょっと多い。
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で、俺っちの感想としては、飛行機で飛び立って、今までいた街を上から見て離れていく方が好きだと思った。そっちの方がセンチな気分になれる。
リゾート大好きな俺っちには、船のお見送りは爽やかさが・・・。
ちょっと重すぎるのだ。
その重い雰囲気が情緒があって良いと感じる日本人の方が多いだろうけど、俺っちは考え方が日本人的じゃないので・・・
(;^ω^)
でも、燃料代が高いこのご時世に船をだして見送ってくれるという島全体のサービスには感心した。
いい習慣だと思う。