【絶滅危惧種のハワイアンモンクシール at ニイハウ島でダイビング】
昨日に引き続き、今日もカウアイ島からニイハウ島への遠征ダイビング♪
今日は、昨日と違うショップのボートで、sea sports diversというお店の大きなボートでの遠征。
そして、今日はレア種大当たりのダイビングで、期待の200%のダイビングとなりました。
1本目のポイントは、昨日の2本目と同じポイントでのエントリーでのドリフトダイビング。
しかも、流す方向は同じ。
昨日にハワイアンロングフィンアンティアスを見つけた場所を覚えていたので、俺っちはガイドさんを無視して、一直線に深場のドロップオフにGO!
棚上が30mで、30mから落ち込むドロップオフの棚上からハワイアンロングフィンアンティアス(ハワイ版ニラミハナダイ)の居た場所を確認。
すると、昨日ハワイアンロングフィンアンティアスがいた場所より右側に、ちょっと深く行った場所にかなりの数が群れているところを発見。
俺っちは、そっちの群れているところに狙いを定めて、一直線にGO!
水深33mぐらいから群が始まっていた。
オスは4匹ぐらいで、メスはいっぱいいた。
サイパンのニラミハナダイとメスはそっくりだけど、オスは体の半分より後ろの色&模様が全然違う。
こいつは、ハワイ固有種のニラミハナダイなのだ。
俺っちは、1人離れて独占してこいつらを写真に撮っているつもりだったのだが、何枚か写真を撮っていると、誰かが体に当たった。
振り返ると、同じチームのダイバーさんとガイドさんがこのニラミハナダイを見に俺っちについてきてた。
あとでわかったのだが、ガイドさんもここにハワイアンロングフィンアンティアスが群れているのは知らなかったらしい。
ハワイアンロングフィンアンティアスは30mより深いところにいるし、どこにでも居るわけでは無いので、ガイドさんが知ら無いこともありえるとおもう。
昨日のダイビングで、バンディットエンジェルフィッシュを撮るために降りて、偶然見つけた俺っちが幸運なのだ。
ガイドさんは、スレートに「Rare! Hawaiian long fin anthias!」って書いてみんなに紹介してた。
俺っちは、昨日のメスの写真に続いて、オスをしっかり撮影できたので大満足!
1本目を終えて、船の上でガイドさんと雑談。
最初は、ハワイアンロングフィンアンティアスを見つけたので、「Good Job!」って言ってくれた。
そして、「あんまり深くいっちゃダメよ! 見てるわよ!」って、お茶目な注意も受けちゃった。
(;^_^A アセアセ…
まあ、超レアなハワイアンロングフィンアンティアスを見つけたとはいえ、ガイドを無視して勝手に一直線に深場に降りたからねぇ・・・。
(^▽^)
その雑談の中で、俺っちが「Love Antias!」っていうと、ガイドさん「トンプソンズアンティアスもニイハウには居るよ」って教えてくれた。
そして、俺っちは「ティンカーズバタフライとそのトンプソンズアンティアスを是非みたい!」とリクエスト。
ガイドさんは2本目のポイントで見れることがあるので、頑張りましょうっていってくれた。
そして、2本目。
24mぐらいでドロップオフを流していると、ガイドさんが突然指さす。
指さす方向を見ても、最初は何かわからなかった。
実は、トンプソンズアンティアスがいたのだが、予想してたよりかなり大きくて、俺っちは最初はそれがトンプソンズアンティアスだと気づかなかった。イメージからのずれが大きかったのだ。
しかも、チョット暗くてライトを当てないとオレンジ色がクロっぽく見えたのだ。
でも、トンプソンズアンティアスだと気づいた俺っちは、ちゃんとした写真が撮れるように頑張って数枚撮った。
スミレナガハナダイの2倍ぐらいの大きな魚だったので、写真は比較的撮りやすかった。
動きも比較的ゆっくりだった。
そして、トンプソンズアンティアスの写真を撮っていると、近くで何か獲物がでたらしくて、きこさんの呼び鈴が激しくなった。
俺っちは、ティンカーズバタフライがでたと何となく呼び鈴の激しさから悟った。
そして、トンプソンズアンティアスの撮影をやめて、直ぐに鈴の鳴る方向に移動。
すると、目に入ってきたのはティンカーズバタフライのペアー!
見たかったティンカーズバタフライだが、たぶん見ることは出来ないだろうと半ば諦めていたが水深30mぐらいでラッキーにも見ることが出来た。
呼んでくれたキコさんに感謝。 m(__)m
ハワイでの超レアな魚3種の、ティンカーズバタフライ、トンプソンズアンティアス、ハワイアンロングフィンアンティアスを見たことがある日本人ダイバーはほとんど居ないんじゃ無いかと思う。
こんなに固有種の宝庫で、レアな魚がいるハワイでのダイビングは、不思議と日本人ダイバーに知られていない。
まあ、ダイバーの知識はダイビング雑誌に依存しているところが大きいので、広告を打つ地域のダイビング情報しか載せないダイビング雑誌では、広告が出ないハワイの情報量が必然的に少なくなるので、そういう状態になっているのだと思う。
ハワイの魚の情報は、ダイビング関係の本より、アクアリストの本の方が充実している。
ハワイは、日本人ダイバーにはあまり認知されていないが、アクアリストには有名な海なのだ。
こんなに日本から行きやすくて、環境の良いハワイにダイバーがあまり来ないのは、めっちゃもったいない。
ダイビング雑誌も、広告を出す地域を扱うだけで無く、もっと本当の海の情報を伝えるべきだと思う。
今日は、超レアな3種を見たので、バンディットエンジェルフィッシュもみたけど、その存在がかすんじゃった。
バンディットエンジェルだけでも、かなりレアなんだけど、あの3つを見たあとじゃねぇ・・・。
いやぁ~、今日のニイハウ島のダイビングは凄かったなぁ。
一緒に潜ったメンバーとガイドにも恵まれていたので、これだけの超レアな魚を一気に見れたのだと思う。
一緒に潜ったアメリカ人客も、気合いの入った一眼レフカメラシステムを持って入って、かなりの魚通だったので、ガイドさんもそういうガイドを刷る必要があったのだ。
アメリカ人であれだけのカメラシステムを持ってはいるダイバーは珍しい。
日本人ダイバーのように、アメリカ人ダイバーにはそんなにカメラは普及してないのだ。
さすがに、ニイハウ島で普通に潜っても、今回のようなレアな魚を一気に見ることは出来ないと思う。
かなりの運が必要。
ハワイアンモンクシールは、運河無くても100%見れると思うけどね。 (^_-)-☆
今日も、ハワイアンモンクシールは何度見ました!
さて、これでお盆のはわいでのだいびんぐは全て終了。
14本潜りました。
オアフ島の4日間は激流でハードだったけど、ニイハウ島でのダイビングは海も静かでドロップオフをノンビリ潜れた。
ニイハウ島からカウアイ島に戻るチャネルの揺れは半端なかったけどね。
船に弱い人には勧められません。
かなりの揺れを2時間~3時間耐えられる人じゃ無いと、ニイハウ島遠征ダイビングはかなり辛いトリップになると思う。
明日は、オアフ島に戻ります。
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