【2011年忘年会 網野町・はまづめ荘】
今日は、午後から休暇を取って、会社の有志で日本海の網野町まで忘年会に来ました。
紅葉から落ち葉に変わりつつある山々に囲まれた舞鶴自動車道を一路北へ!
今日は、今年一番の冷え込み。
途中で、ちょっとミゾレ混じりの雨も。
途中の北近畿タンゴ鉄道と併走する場所で、偶然オニのペインティングの列車と遭遇。
1車両の単線。
こういう列車が走る風景って、風情がある。
採算性の面から、田舎の電車がどんどん廃線になっていくのは悲しいものだ。
公共交通機関というか、田舎の電車は文化的価値という側面で、単なる採算性で議論するのは間違っていると思う。
古き良き日本の風景がどんどん無くなっていって良いのだろうか?
今のままだと、近い将来日本にいても、そこが日本かアメリカかわからなくなるような画一的な都市風景になってしまうだろう。
10年ほど前に網野町に行ったときは3時間以上かかったのだが、京都縦貫道路が峰山の手前の与謝天橋立まで伸びているので、凄く楽ちんに行くことが出来た。
以前は、福知山ICで降りてそこから2時間ぐらいかかった。
結局、ノンビリ走って2時間半で宿に到着。
今回お世話になったのは、はまづめ荘さん。
ビル化した旅館が多い中、平屋建てです。
ウエルカムボードには、何も記載されてなかった (^^ゞ
そして、玄関でのお出迎えはなかった。
ロビーに人がいなかったので、備え付けのインターフォンで宿の人に到着を連絡して部屋に入った。
あとで、わかったのだが今日この広い旅館を利用するのは、俺っち一行15名ほどだけ。
他のお客さんはいなくて、貸し切り状態。
一組(15人ほど)ほどしか来ないし、事前に伝えていた時間よりかなり早めに到着したので、ロビーに誰もいなかったのだと思う。
値段もお安い宿なので、高級旅館並みの歓迎接待を期待してはいけない。
部屋は、古めだけどまずまず。
この部屋を部長と2人で利用した。
2人だと十分な広さ。
テレビは、ちゃんと地デジ化された液晶テレビでした。
部屋からは、すぐ前の海が見えます。
下の写真は、部屋の窓から撮った風景。
立地条件は網野町でNo1のホテルだと思う。
かっこよく言うと、オーシャンフロントのプライベートビーチって感じ。
特に、夏に海水浴目的だと、はまづめ荘は超便利だと思う。
水着のまま部屋から海に行けるだろう。
日本海の冬の荒々しい海。
ちょっと怖い感じ。
晴れていたら、部屋から日本の夕日100選にも選ばれた夕日ヶ浦の夕日が見えるはずなのだが、今日は残念ながら雨というかミゾレ。
期待した夕日は見れなかった。
そして、午後6時半からお目当てのカニ料理づくしの宴会開始。
今回の料金は、1泊2日の宿泊と夕朝食込みで、15750円でした。
60畳の大広間でみんな揃って宴会。
客室数が15室で、60人ほど宿泊できる旅館なのに、今日のお客さんは俺っち達15人だけなので、逆に広すぎて寂しい感じ。
湯でガニは1人1匹割り当て。
結局、夕食時には腹一杯で湯でガニまで食べれなかった。
湯でガニを食べれなかった人は、翌日おみやげとして食べなかった湯でガニを1匹お持ち帰り。
カニ刺しも美味かった。
もちろん、4万円ぐらいする旅館の地ガニのカニ刺しには全然かなわないが、この値段だったらこれで十分。
舟盛りには、サザエや甘エビやマグロやイシダイが並ぶ。
イシダイは美味しかったなぁ。
サザエもコリコリして美味しかったぁ。
なにげに、本わさびが絶品の味でした。
おろし方が上手かったのかな。
ワサビだけ食べても旨かった。
注文した熱燗もかなり美味しかった。
地元のお酒らしいけど、かなりコクがあった。
お酒は、玉川っていってたかなぁ? 酔っ払っててあまり覚えてない。
日本酒党の俺っちは、大満足!
こいつは焼きガニ。
焼きガニはカニ料理の中で最高だと俺っちは思う。
焼くとカニの甘みが増すのだ。
もうちょっと、太い足と爪だったらなお良かったのだが、まあ15750円ならこれでも十分。
カニの甲羅蒸しが1人に一つ。
この値段だったら、1人に一つでなくても普通だと思うのに、太っ腹。
カニ味噌が好きな人にはたまらないおいしさ♪
足の殻は、若女将が手慣れ縦つきで、パキパキ外していく。
あっという間に、カニシャブが出来るような足に早変わり。
これだと、カニが食べやすいです。
カニすきでいっぱい食べてもうお腹いっぱい。
でも、まだ料理は終わりません!
カニ雑炊です♪
これまた若女将が作ってくれました。
はまづめ荘の雰囲気は旅館というより民宿って感じでしたが、女将と若女将は人柄が良くて、料理を楽しく美味しくいただけました。
そして、最後のデザート。
このデザートもなかなかの味でした。
15750円で、この料理と宿だったら、合格というか満足です。
これで、トイレをもっと近代的なウォッシュレットタイプに改築してくれたらいうこと無しなのだが。
清潔にされているけど、トイレは和式のいわゆる古い民宿タイプだったのが残念。
トイレと洗面所が残念だったところかな。
最近のお客さんは贅沢になっているので、トイレとか水回りをもっと綺麗にすれば、この値段だったらもっと人気出ると思うんだけど。
設備の豪華さと華美な接待を求める人には向かないけど、リーズナブルな値段で美味しいかに料理をたらふく食べたい人にはお勧めの宿でした。
まあ、間際に15人まとまって予約できる穴場だったので、非常に良かった。
やっぱり、カニを安くたらふく食べたければ、網野町だな。
お酒もいっぱい飲んで、気分も良く午前0時を回って就寝。
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