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2ヶ月ぶりのサイパン。そして、2ヶ月ぶりのグロット。
前回は、グロットで悲しい事故が起こった。
(注;エーストマトは事故とは全く関係ありません)
前回手を合わせるのが不十分だった気がするので、今回はちゃんと拝みに来たのだ。
そして、供物として日本から日本茶も持ってきた。
エントリー岩の上で手を合わせてから、
日本茶をBCのポケットに入れてエントリー。
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1) エントリー岩 |
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俺っちはボスとマンツーマンのダイビング。
別のショップは、アシストを含めて大勢で潜っていた。
2ヶ月も経つと、事故のことなんか忘れられたような感じだ。
というか、知らないお客さんも多いだろうな。
まあ、関係者だけがちゃんと心に残しておけばよいことだ。 |
2) ダイバー御一行 |
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今日も、グロットのタイドプールには外洋からの強い光が差し込んでくる。
外洋がダイバーを誘っているように感じる。
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3) 右穴から出ていくダイバー達 |
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今回は、右穴を出てズーッと沖の方まで行く予定だ。
何度も潜ったグロット。
しかも、
ボスとマンツーマンなので、今日は俺っち先頭で行きたい所に行ってよいとボスに許可を得ていた。
ボスは、俺っちの後からフォロー役だ。 |
4) 右穴 |
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右穴を抜けて外洋に出た。
水面は絶壁に波が当たって砕けて、荒々しい感じがする。
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5) 右穴から出て、左側を見た水景 |
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大きなブダイが悠然と泳いでいた。
海は、何事もなかったように、いつもの海だ。
この綺麗な素敵な海が時として牙を剥くということを忘れてはいけない。
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6) 右穴から出て、左側を見た水景(2) |
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ちょっとだけ沖に出て、他のダイバーが俺っちから離れた後、日本から持ってきた日本茶をBCのポケットから取りだした。
海の中で手を合わせて拝んでから、キャップを開けて日本茶を海に注いだ。
あの日の朝見た笑顔と、握手した暖かい手は忘れないよ。
みんなダイバー仲間だ。
安らかに。
(注;俺っちが個人的に知っていただけで、エーストマトは事故とは全く関係ありません)
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7) グロットの外洋 |
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俺っちなりの供養が終わった後、沖にグングン進んでいった。ボスは後からちゃんとフォロー。心強い。 |
8) ボスは後からがっちりフォロー |
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結構沖まで出ると、ギンガメアジがさらに沖の深いところで渦巻いていた。
うーん、水深50mぐらいかな。
ちょっと、あそこまでは行けないな・・・。
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9) ギンガメアジが深いところに |
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水面付近にはバラクーダの群れ。
渦巻きまではなっていなかったが、結構良い感じで群れていた。
俺っちは、グロットではこのコースがお気に入りなのだ。
前回は、ホソやんと2人でここまで来たのだ。
グロットの沖は、雄大で素晴らしい! |
10) 前方にはバラクーダ |
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ミニドロップになっているところで36mまで水深を下げて、ヒレナガヤッコを探した。
残念ながら見つからなかった。
その後、左にちょっと進んで、アオマスクをみて浮上開始。
途中に、クマノミがいた。サイパンではオレンジフィンアネモネフィッシュはよく見るが、クマノミはあまり見かけない。
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11) クマノミ |
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ゆっくり中央の穴を目指して浮上。入り口付近に戻ってくると、なんかロボットのような感じがするタテジマキンチャクダイがいた。
タイドプールないでの安全停止では色々考えることがあった。 |
12) タテジマキンチャクダイ |
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☆潜水データ
最大水深;35.9m
平均水深;15.2m
潜水時間;42分
透視度;40m
水温;28℃
海況; |
☆おまけ
綺麗な海でも、油断してはいけない。
海では何が起こるかわからない。
ダイビングでは、安全に、無事にエグジットすることが一番大切なことだ。
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