サイパンダイビングの紹介

サイパンのナフタンで浮遊ダイブ

2日目は当初テニアンに行くことになってました。サイパン島とテニアン島の海峡の半分ぐらいまで進んだのですが、強風による波のためテニアン行きを断念しました。そして、行き先はナフタンに変更になりました。俺っちはナフタンにも行きたいと思っていたので、テニアンからナフタンに変更になっても特に何とも思わなかったのだが、乗り合わせた別ショップのお客さんはテニアンに行けずに超残念がっていた。

 ナフタンに向かう途中もかなり波が高くて、ナフタンも入れないのでは?と心配したけど、オブジャンビーチの沖(1)を通り過ぎるぐらいから急に波が小さくなった。ナフタンはオブジャンのすぐ近くです。

 ナフタンに向かう途中で今回のガイドのボスこと河原さんとブリーフィングをしていたので、船がポイントに着いたら即エントリー!

 いつものようにアンカー横で潜降したのだが、思ったよりちょっとだけ流れてた。流されたらヤバいと思って、ちょっとジタバタしながらヘッドファースト潜降。なんとか流されずに潜降はできたものの、息が上がって呼吸が速い(>_<) この呼吸はマズいと思って、ストローで空気を吸う感じで無理矢理呼吸を押さえることにTry。ボスも俺っちの呼吸が乱れていることに気づいたようで、”リラックス”のジェスチャー。俺っちも90本ダイバーなので、1,2分で呼吸を落ち着けることができた。しかし、呼吸が落ち着いた頃にはエントリー前に190あったエアーが160ぐらいに減ってた(´Д`;) 普通はエントリーだとほとんどエアーは減らないのですが・・・。うーん、ダイビングの呼吸は奥が深い。90本潜っても、まだまだ未熟者だと再認識した。

 ということで、エアーが160の状態でファンダイブ開始(;^_^A アセアセ… エントリーポイントに綺麗なハナミノカサゴ(2)がいた。

 ハナミノカサゴを撮ったあと、ボスのあとについて(3)ドロップオフの方に向かいました。透明度は抜群で、海が超青い!

 ドロップオフの壁際に来ると、ヒレナガハギ(4)が目の前を横切って泳いでく。 写真の上の方は一気に70mぐらい落ち込むドロップオフです。ドロップオフはマジ真っ青。

 ドロップオフ側に泳ぎ出ると、透明度が良いので底がはっきり見える。水深20mぐらいの中層をドロップオフの壁から離れるように進みますが、壁にそった流れが結構あった。

  後を振り返るとカスミチョウチョウウオに囲まれるホソヤ(5)さんがいた。後にもイントラさんがいると流れてるドロップオフでも安心(^_^) しかし、深度を保って進むのは案外難しい。ボスが浮上しているように思って、ダイコン見たら俺っちがだんだん沈みながら進んでた(;^_^A アセアセ… ちょっと浮上する感覚で進んだら水深キープして進めた。

 ある程度壁から離れたら、ボスがスレートに「流れがあるので、これ以上進むのは止めましょう!」って書いたので、俺っちもOKサイン。流れがなかったら、壁が見えなくなるぐらい遠くまで行くこともあるらしい。ということで、しばし浮遊感を味わう。底を見るとちょっとゾクゾクした。青いアカモンガラ(6)が青い海にとけ込むようだ。イソマグロがときどき流れてきて、離れていった。今回のサイパンではイソマグロと良く出会うなぁ・・・。

 ちょっと流されながら壁に戻って、ドロップオフから脱出。壁際にはカスミチョウチョウウオがいっぱいいて、カスミアジが現れてはドロップオフに消えた(7)

 浅瀬側は水深15mぐらいで、珊瑚の場所やゴロタの場所や砂地と変化に富んでた。珊瑚の上に、黒いフエヤッコダイ(8)をボスが見つけて教えてくれた。これって、変種でしょうか?

 結構ベラがいっぱいいて、定番のヤマブキベラやツユベラの他に、ギチベラ(9)トカラベラ(10)もいた。ギチベラは初めて見たよ!

 アンカーの方に向かって戻りつつマッタリ魚ウオッチング。オオスジイシモチ(11)がいた。これも初めて見たような気がする。近くにはハタタテハゼやアカハチハゼのペアーがいた。

 サイパンではよく見かけるミナミハタタテダイ(12)も当然のごとくご登場。

 俺っちのスキなクロメガネスズメダイ(13)があっちこっちにいた。クロメガネスズメダイは青と黄色のコントラストが抜群に綺麗!

 アンカー下付近に戻ってきたら、エアーは既に40ぐらい。エントリーで多めに消費したのと、体験したこと無い深いドロップオフでエアー消費がいつもより速かった。でも、アンカー下に戻っているので安心。水深は13mぐらいなのでエアーが少なくても全然余裕。ここらへんは90本潜ってるとエアーがどれぐらいで減るかわかるので経験から来る余裕ですな。

 見上げると同じ船に乗り合わせた別ショップのチームがアンカーに掴まって安全停止中(14)。そのチームの安全停止が終わるまで、俺っちたちはアンカー下で魚散策。

 アンカー下は珊瑚がいっぱいあって、チョウチョウウオやヤッコやスズメダイがいっぱいいてかなり綺麗。水深も13mぐらいなので光も差し込んできてGood!

 ちょっとピンぼけだけどルリホシスズメダイ(15)。すばしっこくて上手く写真撮れなかった。

 定番のスダレチョウチョウウオのペアー(16)ハナグロチョウチョウウオ(17)がいるなぁ〜とぼーっと眺めてた。チョウチョウウオは綺麗なのでマジ大好き。眺めてるだけで幸せ。

 別ショップの安全停止が終わって浮上しようとしたら、なななんと見たことのないチョウチョウウオが俺っちの周りを泳いでるぅ〜! エアーはまだ30残ってたのでその初めて見るチョウチョウウオを写真に撮ることにした。なんかこのチョウチョウウオはかなり綺麗だぞ!アケボノチョウチョウウオ(18)だった。これ見つけたときは超嬉しかったぁ〜\(^^@)/

 無事写真に収めて、エグジット。船に上がってエアーは20残ってた。いままでで一番少ないかな。でも、ちゃんとコントロールしてたので全然問題なし。
 
☆今回のダイビングでの教訓☆
 エントリーは奥深いです。90本ぐらいで油断してたらダメだね。

 

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