サイパンダイビングの紹介

一日締めのダイビングはやっぱりグロットでしょ♪

1) 午後からはグロット。いつもサイパン初日の3本目は寝不足&疲れで気分が悪くなる俺っち。関西からサイパンに来ると、ホテルに入るのが午前4時前になってしまうのだ。
今日のターゲットは俺っちの強い希望で”アオマスク”。幸いにして、お客さんは俺っちだけなので、狙うことが出来る。深場の魚なので、他のお客さんがいたら行くのは困難だ。
アオマスクを深場まで見に行ったら、すぐにタイドプールに戻ってきて安全停止を最低でも15分はするという条件付きで、その場所まで、ボスが連れて行ってくれることになった。
エントリーして、出来るだけ浅い水深で右穴を抜ける


2) 右穴を抜けて外洋に出ると見たこと無いアジが1匹近づいてきた。マルコバンだった。いきなりマルコバンに会えるなんてLUCKYだ。アオマスクにも会える期待が高まるゾ!

3) 外洋に出て、浅めの中層を沖に向かってどんどん進んでいく。体に窒素がたまるのを抑えるために、目的の場所まで浅場を進むのだ。
  眼下の海底はどんどん深くなってきて、浮遊感がスゴい。
透明度が抜群なので、海底の様子もはっきり見える。
サザナミトサカハギがいた



4) 前を進むボスが止まった。このとき水深22mだ。そして、真下に潜降の合図。20mを1分で潜降して、水深42mの海底に到着。深い海底がグングン近づいてくる時、ドキドキした。
  あたりを見渡すが、アオマスク見あたらない(;^_^A アセアセ…
ボスがちょっと横に移動したら、いきなり先を指さした。
そこには、”アオマスク”が2匹いた。 \(^^@)/

5) 案外小さくて、動き回るので、ピントを合わせて写真を取るのは困難だった。
  しかも、水深42mなので無減圧時間もわずか。
限られた時間の中で、ダイコンの画面をなんども見つつ、なんとかアオマスクの写真を撮ろうと、頑張った俺っち。そんなわけで、ちょっとピンぼけですが、許せ
ダイコンがDECO表示だすのは初めから覚悟済み。予定通り(?)DECOが出た。ただしDECO表示して1分もしないうちに”ゆっくり”浮上を開始した。ちなみに、俺っちのダイコンは厳しいことで有名なスントだ。他のメーカのダイコンだったら、DECOは出てないだろう。

6) ゆっくり浮上してタイドプールに戻る穴の手前で、カスミチョウチョウウオの黄色が碧い海に綺麗だったので撮った。 

7) こいつが今回の潜水プロフィール。DECO表示は浮上中に消えて、タイドプールに戻る前にダイコンの表示上は問題なくなっている。赤い部分がDECO表示区間なのだ。
そして、最初のブリーフィング通りにしっかり安全停止だ。安全停止は結局18分で、最後の3分は3mで安全停止した。 深場に行ったら、これぐらいのケアーはした方が安心だ。

8) こっちは体内残留窒素飽和率のグラフ。赤い色が濃くなるほど、吸収・排出が速い組織だ。一番速いのと2番目の組織が100%を越えている。
安全停止開始する時点で、データ的には残留窒素は通常のダイビングと同程度まで下がっている。
  エグジット時の41分では、100%越えた組織はほとんど窒素が排出されているので、問題なしだ。
DECOが表示されてもすぐに浮上開始しなかったり、途中でゆっくりしてたりすると、吸収・排出が遅い緑のラインが飽和に近づいて、安全停止をいくらしても減らないという事態に陥るので要注意だ。

9) こいつは安全停止中に撮った写真だ。
18分は長かった。
いつものように、途中で体力切れになって、気分が悪くなってきたのが辛かった。出来るだけ体力消耗しないようにボーッと浮いていて、過ごした。
  海中で吐かずに無事エグジットしたものの、エントリー岩の短い階段昇っただけでもうダメ。エントリー岩の上からグロットに向かってゲロっとしちゃいました(;^_^A アセアセ…
そして、110段の階段を上がった後も、ゲートの横でまたゲロっとしたのは言うまでもない。下と上で2回吐いたのは今回が初めてだ。もし海中でも吐いてたら、グランドスラム男の称号がもらえてかも?

10) 寝不足で疲れ切った体にエネルギーを取り戻すために、ボビーキャディラックでシーフードピザを食べて、ホテルに帰ってベッドの上で電気も消さずに寝た。 (;^_^A アセアセ…
☆潜水データ
最大水深;
42.0m
平均水深;15.5m
潜水時間;40分
透視度;35m
水温;27℃
海況;

おまけ
グロットでゲロっとは俺っちの代名詞になりつつあるような気がする。
海を汚してすみません m(__)m

念願のアオマスク綺麗だった!

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