サイパン ダイビングの紹介

2008年2月29日 サイパンラウラウビーチ沖の深場

今日から、1.5ヶ月ぶりのダイビング。
そして、久しぶりのボスとのマンツーマンダイビング。
マンツーマンなので、わがまま言わしてもらいました。

希望は、ラウラウビーチ沖の深場。
前に一度行ったことがあるのだが、そのときはまだまだ本数が少ないとき。

エントリーすると、こんなときに限って沖出しの流れが全くない。さらに、沖に向かって右への弱い流れ。
水面移動は、かなり苦労した。
ちょっと油断すると、横に流されてコースからずれるのだ。
左側への流れなら、まだ流されてもよかったのだが、右に流されちゃうと何にもなくなる。
ラウラウビーチがかなりと奥に見えるぐらいまで移動。

パイプに沿って水面移動を20分以上続けて、一度消えたパイプがまた現れるところまできた。
ボスは、BCのエアーが漏れるので、水中移動でちょっとハンディあり。(^_^)
まあ、それぐらいのハンディがあった方が平等で良いでしょう。

さすがに疲れてきたので、そろそろ潜って移動しようと決めた。
ボスに潜行の合図をして、水深5m付近をさらに沖に向かう。
潜ってみると、こんな沖まで来たのに透明度悪い。
左側に珊瑚が普通は見えるはずなのに、全く見えない。
透明度は30mぐらいか。

そろそろ、海底が水深40mぐらいに来たかな?ということで、ボスに合図して海底目指して潜行開始。

降りるとちょうど40mぐらいだった。
さらに深場を見ても、全然魚いなさそうで、変わらないので、これ以上深場探索は止め。

ラウラウビーチのパイプに沿ってまっすぐ沖に行って、水深40m付近は結構急な斜面になっている。
そして、ただの砂地で、珊瑚は全くない。
※沖に向かってパイプに対して左側に行っていれば珊瑚はある。

珊瑚や根がないので、魚はほとんどいない。
たまにハゼがいるぐらい。

小さな岩が砂地に1つあった。
とりあえず、写真を撮っておいた。

2匹小さなハゼが写っていた。
ベニハゼの一種だろうか?

この後、みたことのない細いハゼが2匹いたのだが、残念ながら写真撮るときに巣穴に逃げ込まれてしまった。
あのハゼは何だったんだろう?
徐々に斜面に沿って水深を上げていく。
小さな根をまた発見。

うん? アザハタみたいなのがいるぞ。
オブジャンではアザハタみたことあるけど、ラウラウでは見たことないなぁ。
近寄ってみよう。
近寄ってみると、アザハタが2匹いた。
アザハタは砂地の根にいることが多い魚。

ラウラウのパイプ沖は砂地なので、アザハタの住みやすい環境なのだろう。

でも、アザハタみるためにここまで苦労して水面移動するダイバーはいないだろうな。
ダイバーは滅多に来ないだろうから、静かな暮らしのアザハタなんだろう。
(^_^)
パイプが現れだした。
ミノカサゴが2匹。

そして、クロメガネスズメダイによく似た模様が変な魚が2匹。
この魚は、クロメガネスズメダイの色彩変異なのだろうか?
縦縞の斑点がないのが、普通のクロメガネスズメダイと違う。
一番に右端の魚が典型的なクロメガネスズメダイだ。
今度は、パイプの周りにオグロクロユリハゼ。
これも、オブジャンではいっぱいいるのだが、ラウラウではあまり見かけない。

ラウラウビーチの沖は、オブジャンの生態系に似ている。
オトメハゼ。
パイプに沿って、沖に行くとオトメハゼがいっぱいいる。
オトメハゼがいっぱいいる場所までは、普通にエントリーしてパイプに沿って進んで見に行ける距離。
シロブチハタもいた。
ミクロネシア固有種のスポッテッドシャープノーズパファ。
サイパンでは数少ないウツボ。
やっと、浅場のいつも見るラウラウの景色まで帰ってきた。
オビデンスモドキの成魚だ。
スダレチョウチョウウオ。
この右側の珊瑚は綺麗で俺っちは好きなのだが、サイパンでは少ないと思う。

ダイブタイム45分。
最大水深37.5mでした。
今度は、沖に向かって左の深場の探索を計画中。
(^_-)vブイブイッ



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