サイパンダイビングの紹介

初めてのヤギ島ダイビング遠征♪

1) 今日はテニアンで3ダイブの予定だ。出航するとべた凪
こんなペタ凪は俺っちはサイパンでは初めてだ


2) テニアンのポイント(フレミング)に近づいたときに、ヤギ島に行くという話が聞こえてきた。
  海がスーパー穏やかなのと、今日は3ダイブ予定でお弁当を持ってきているので、ボート所有者・コーラルダイブの大竹さんがヤギ島に行くことを決めた。
今回も俺っちはエーストマトの河原さんとのマンツーマンダイブだ。河原さんもちょっと興奮気味。それぐらい、滅多に行かない場所なのだ。理由は、遠いのと海がべた凪でないと行けないからだ。
ということで、船の後方をみると、フレミングで潜っている船が小さく見える。アギガンに近づいているのだ。

3) フレミングを過ぎると、前方に山羊島(ヤギ島)が見えてきた。正式名はAGUIJAN島らしい。無人島で山羊がすんでいるので、ヤギ島とかゴートアイランドと通常呼ばれているようだ。
  島の右端に小さな島がもう一個見えるが、あれはバードアイランドと呼ぶようだ。

4) テニアンとヤギ島の間の海峡もべた凪で、難なく通過。
普通はテニアンに来るのさえ危ぶまれる11月なのに、ビックリだ。
遂にヤギ島の真横まで来た
ヤギ島だぁ!
噂に聞いていたヤギ島に、本当にこれるとは・・・。
来たぞヤギ島 \(^o^)/

5) もうこのころにはテニアン島は遙か後方
サイパン出てから、1時間半は過ぎている。
思えば遠くに来たものだ♪
天候も良好!

6) アリウス号はどんどん進み、どうやらヤギ島南端のバードアイランドを目指しているようだ。

  最初はかすかに見える程度だったバードアイランドもかなり大きくなってきた。
このころになると、船のクルーも写真を撮ったりしていた。
サイパンにいる人達にとっても、ヤギ島は滅多にこれないので珍しいのだろう。

7) 2時間近くかけて、やっとバードアイランドに到着

  船はポイントを探してバードアイランドの周りをゆっくり回った。


8) 早く海に入りたくてo(^-^)oワクワク状態の俺っち。
  でも、 ボートはゆ〜っくりまわる

みなさんこの小島の名前を知らないようで、勝手に「オットットアイランド」とか名付けて遊んでた。

9) 海はサイパンやテニアンよりもっとブルーが綺麗。

  下が砂地の場所に来ると、キラキラ光ってる
船にいる誰もが、「綺麗〜!」と感嘆の声を上げた。
「青いぃぃ〜!」ってのも何度も聞こえた。
本当に水は綺麗だった。

10) 水面を撮ってみた。
ビビッドブルーだ
絵の具を薄く水に溶かした感じ。

  うーん、この綺麗な青さを上手く表現する言葉が見つからない。とにかく、ビックリの青さだ。
11) ボートを止めて、一緒に乗り合わせたマーメイドの城島さんがポイントチェックに入った
  みんなワクワクして見守る。
城島さんはチェックを終えると、「魚いない!」
_| ̄|○
下が砂地なので、全然魚がいないようだ。確かに、上から見ても動くものが見えない。

12) せっかくバードアイランドに接近したものの、魚がいないということでポイント変更。来た道を引き返して、ヤギ島の中間ぐらいまで戻って、再び城島さんがチェック。
  「激流れ!」らしい。結局ドリフトダイビングに決定!
サイパンでドリフトダイビングするとは思ってなかったので、またまたビックリだ。 
13) エントリーすると、すぐに体が流された。カレントラインに掴まるが、流れで手が痛いぐらいの強い流れ。
息が整ったところで、流れが強い中でボスとフリー潜降開始。流れに逆らうフィンキックをしながら潜降だ。
  こんな時に限って、左耳が抜けにくい (;´д⊂)
かなり潜降に体力を使って、息がゼエゼエ。ちょっと泳ぐのは無理な感じなので、岩を掴んでドロップオフまで進んだ。
俺っちは水深25mから眺める。底は50mぐらいか? 

14) クマザサハナムロの群れが綺麗だった。
流れが右後方から沖に向かう方だったので、右手にカメラを持っていると写真が撮れない(T▽T)
  カレントフックを船に置いてきたことをこの時後悔した。
ヽ(`Д´)ノウワァァン
15) 巨大なツムブリが一匹通り過ぎたのだが、岩を掴む右手にあるカメラは役立たず状態だった。
しばらくドロップオフで岩にしがみついて眺めたあと、ドリフト開始だ!
  ドロップオフの壁に沿ってかなりのスピードで流れた。
人がほとんど入っていないので、珊瑚は荒れてなくて、綺麗だ。魚もいたのだが、流れながら撮るのは無理だった。

16) しばらく壁に沿ってドリフトしたあと、徐々に棚の中に入っていった。
  かなり流されたあとには、流れも緩やかになって、このころには余裕を持ってフィッシュウオッチングが出来るようになった。最初はちょっと流れすぎだったな・・・。
  棚でのドリフトは珊瑚と砂地が交互に現れて、綺麗だった
17) 途中から、中型のホワイトティップリーフシャークが俺っちたちと同じ速度で、同じ方向にドリフト
うん?もしかして俺っち達狙われているのか?
いちど消えたと思ったら、すぐに現れる。
でも、目が合ってないから狙われてるわけではなさそう。
本当か?

18) ボスも、初めてのヤギ島を味わっているようだ
基本的に俺っちの好きな方に流れるのを見守ってくれている。
  この海は本当に青い!
光もいっぱい入ってきて青が眩しいって感じなのだ。
この青さは、筆舌に尽くしがたいのだ。
19) またホワイトティップリーフシャークが俺っち達に近づいてきた
  今度はかなり近いので写真も良い感じ。


20) ダイバーが入ってない海。

傷んでない珊瑚とそこを悠然と泳ぐホワイトティップリーフシャークを見ていると、ダイバーになって良かったと思った
 
  青い海と、綺麗な珊瑚、そしてホワイトティップリーフシャークとのドリフトを十分堪能して、エグジット。

  ヤギ島で貴重なドリフトダイビングできて幸せ! 
☆潜水データ
最大水深;25.3m

平均水深;14.0m
潜水時間;40分
透視度;40m
水温;28℃
海況;
激流

おまけ
 パラオの棚の上でもっと強い流れも経験したことはある。でも、潜降時の流れや、ドリフト時の流れの強さは今回が一番だった。流れのスピードを弱めるためにフィンキックしたのでかなり疲れた。
  何故か俺っちの方がボスより早く流された。何もしてないようで、ボスはゆっくり流されるコツを知っているんだな。やっぱり年期が違うな (;^_^A アセアセ…

Copyright ©2007-2011 Dive to Blue