2007年パプアニューギニア・マヌスダイビング旅行記

パプアニューギニアのマヌス州へ移動

 毎年GWはまだ行ったこと無い地域に潜りに行こうと決めている俺っち。

今年は、秘境パプアニューギニアを行き先に選んだ。
パプアニューギニアと言ってもエリアが広く、潜れる地域はいくつかある。
そんな中で、変わり者の俺っちは、有名なカビエンとかではなくて、一番ダイバーが潜ってないマヌスを選択した。

 パプアニューギニア行きの直行便は成田から毎週土曜日に一便出ている。俺っちは、伊丹から羽田、そして成田と午後に移動した。

 そして、いきなりニューギニア航空は出発遅れらしい。
今回の旅は、さあどうなるか?

 

 出発は予定通り(?)30分ほど遅れたが、無事パプアニューギニアのポートモレスビーのジャクソン空港に6.5時間後に到着。
機内食はノースウエストよりはマシだった。

入国手続きでは、ビザを持ってないひとは長蛇の列に並ぶことになる。東京の人は、日本でビザを取得してくる方が吉だ。
そんな俺っちは、ビザは持っていないが、かなり前方の席に座っていたために、前から5番目ぐらいだったので、かなり速く手続きが終わって、無事入国。
でも、荷物がなかなか出てこなかった(;^_^A アセアセ…

入国すると、PNGジャパンのスタッフがお出迎え。まず、マヌス行きの国内便の手続きをした。
こういう国のカウンターの人の手際は予想通り悪く、なかなか列が進まなくてイライラしたぞ。

 

 国内線の乗り継ぎ手続きが終わったら、一度空港を出てホテルに向かった。
向かったホテルは、空港から数分のゲートウェイホテル。ここで朝食を取るらしい。
  俺っち以外にマヌスへ行く人は年配の兄妹と、俺っちより若い夫婦の4人だけ。俺っちを含めて5人がPNGジャパンのスタッフに連れられてホテルで朝食を取った。

  他の4人はフリーウェイツーリストで申し込んでいて、俺っちだけSTWORLDだ。STWORLDで申し込んだ俺っちは朝食代が含まれて無くて、現地で支払いを要求された。ショボイ朝食だったのに、日本円換算で1600円。秘境パプアニューギニアの物価は日本並み?

   

 ゲートウェイホテルでしばらくいた後、また空港に戻って、マヌスへ移動だ。
搭乗時間になると、なんと空港内を歩いて飛行機まで移動だ。

テロとか心配しなくてよい国だから、アバウトだ。

   

 こんな風に、歩いて飛行機に向かう。

   

  飛行機も小さい。
フォッカー社の飛行機だ。

   

 1時間半のフライトで、無事マヌス空港に到着。
空港は超ショボイ。
ターミナルビルなんてものはありません。
(;^_^A アセアセ…

現地の乗客の後に続く俺っち。
なんか、汚い小屋のようなところに向かっているぞ。

   

 振り返ると、乗客がぞろぞろ降りてくるが、みんな現地の人。
外国人の観光客なんて俺っち達以外には見あたらない。

   

 どうやらこの開放的(?)な青い小屋が荷物を受け取る建物(?)らしい。
ここで、日を避けて、荷物が飛行機から降ろされるのを待つのだ。
そして、荷物はリヤカーみたいなものに積んで、トラクターみたいなもので引っ張ってこの小屋まで運ばれる。

そのあとは、各自で荷物の山から掘り起こすのだ。
自分の荷物が見つかるまで、冷や冷やだったぜ。
(;^_^A アセアセ…

空港には、今回ダイビングでお世話になるガイドのススムさんが現地の助手を連れて迎えに来てくれていた。

   

 空港から、今回俺っちが泊まるマヌスの唯一のホテル・ローレンガウハーバーサイドホテルまでは車で30分ほど走る。

ホテルまでの道は、所々未舗装ではあるが、基本的にアスファルトになっていた。

 道の両脇は常にこんな感じのジャングル。
でも、ジャングルの中に掘っ立て小屋のような現地の人の家がとこどころに見えた。

小学生の頃に空き地に”基地”って感じで作って遊んだ覚えのあるそんな感じの超貧しい建物。
壁はトタン板だった。

   

 移動途中に海が見渡せるところがあった。

   

 ホテルのあるローレンガウに近づくと、建物がちょっとだけ増えてきて、人がいっぱい見えてきた。

   

 ホテルに到着。
この倉庫みたいな建物は、門番の建物。
ホテルの敷地は鉄条網で囲われていて、ゲートも普段は閉じられている。

ゲストが出入りするときだけ、門番の人がゲートを開けてくれるのだ。

パプアニューギニアは治安は決して良いとはいえないのだ。

   

 ホテルのゲートから、外を見た風景。

   

 これは、ゲートからちょっとホテル敷地内に入って、ゲートを写した写真。

   
 ホテルの受付。
貴重品はここで預かってくれる。
   
 受付で手続きが終わって、部屋に移動だ。
2戸1の粗末な建物が並んでいる。
   

 そして部屋。
ベッドが2つに、ドアがさびた冷蔵庫が一つ。
写真中央上に見える爆音のクーラー。
このクーラーは本当に爆音なのだ。
寝るのに支障があるぐらいの爆音だ。
爆音を我慢するか、暑くてもクーラーを止めて寝るか究極の選択。

トイレは普通に水洗だったのが驚いた。
シャワーは温水シャワー。
この温水は、太陽光で作っているらしい。
屋根には温水を作るシステムが乗っかっている。

   
 ここは、ホテルのレストラン。
ホテルの外には、レストランなんてものは、マヌスにはない。
食事をするには必然的に、ここになるのだ。

毎晩メニューは変わるが、選べるのは3種類だけ。
結構広い(?)のだが、宿泊客は俺っち以外にはローカルが数人だけだった。

写真右端に見えるのは、飲み水なのだが、これは雨水らしい・・・。

 

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