サイパン ダイビングの紹介

2008年1月4日 大荒れのテニアンフレミングでダイビング!

今日の予定はテニアン。
でも、海は荒れていそう。
とりあえず、行ってみようということで、テニアンに向かった

テニアン海峡は思ったほどひどくなかったが、ポイントが見えてくると、海岸線にかなり大きな波が打ち寄せている。
他にもデイドリームの船が一隻だけ来ていた。テニアングロットにつけようとしていたが、入ったのか引き返したのかよくわからない。

俺っちたちアリウスでテニアンに来たチームは、大荒れの中テニアンフレミングにエントリー!

深場にニラミハナダイを見に行くものの、いつもいるところにはスミレナガハナダイとヨコシマニセモチノウオしかいない。

どうやら、海が荒れていて浅場はサージがきついので、普段水深20mぐらいにいるスミレナガハナダイが水深40m付近まで逃げてきているようだ。

そのあおりで、普段は40m付近からいっぱいいるニラミハナダイはもっと深場に降りているようだ。
40m付近には一匹もニラミハナダイはいなかった。
フチドリハナダイも全く見あたらず。

仕方ないので、棚の上に上がった。

このダイバーたちは、一緒の船だった別のショップチーム。今回は、このショップとエーストマトの2チームだけ。

こっちはエーストマトチーム。

エーストマトチームも、別ショップチームもお客さんのレベルがみんなそれなりに高かったので、この荒れた海でも安全にエントリー&エグジットできるという判断で、フレミングに入れた。

旅行会社から初心者がたくさん送られてくる大手ショップだと、こんな状況でフレミングにはいるのは不可能だろう。

どんな海の様子だったかは、下のビデオでご鑑賞ください
(^_^)
ハワイ・オアフ島のドリフトポイントだったら、これぐらい荒れていても普通(?)にエントリーするけど、サイパンでは非常にまれ。

エーストマトのボスと、別ショップチームが交差だ。
5mでの安全停止は、すごかった。
まるで、大きなブランコに乗っている感じ。
サージなんて生やさしい表現ではなかった。

エグジットもラダーに慎重にゆっくり近づいて、何事もなくエグジット。
こんな海の状況ではエグジットが一番難しい。
不用意にラダーに近づくと、バタンバタンするラダーが凶器に変貌するので注意なのだ。

こんだけ海が荒れていたのに、エーストマトチームは誰も船酔いせず。
別ショップのお客さんは1人だけ、船酔いでゲロゲロ状態だった。まあ、この海だと仕方ないね。

普通は、こんなときはテニアンに行かないので、初心者の皆さんはご安心を! 今回はスペシャルです。

これはフレミングだぁ! って、この動画見てもしフレミングとわかった人はすごいです。
こんな荒れたフレミングを見た人は少ないのでは?

こんな荒れたフレミングでエントリー出来たなんて、別ショップも含めて今回のお客さんは粒ぞろいだったんだな。
でも、エントリーとエグジットにさえ気をつければ、水中はサージは強いけど流れはほとんど無かったので、ダイビング自体は全然問題なし。
ハワイオアフ島のドリフトだとこんな荒れた海も普通にエントリーするけど、サイパンでは滅多にないというか、俺っち34回もサイパンに来ていて初めて。
サイパンはどちらかというと、ちょっとでも波があるとポイント変更するのが普通なので、今回は意外だったな。俺っち的には、楽しかったけど。
初心者がいるときは、こんなときは100%入らないので、初心者の方はご心配なく。



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