Dive to Blue

タイダイビング旅行~2012年 年末年始シミラン諸島@パヌニーヨット~

2012年12月30日 シミランのアニターズリーフでダイビング

パヌニーヨットでのシミランダイブクルーズ1本目のポイントは、アニターズリーフだ。
シミランのダイブクルーズの一本目はいつもアニターズリーフなので、きっとここはチェックダイビングに最適なポイントなんだろう。
ウエイトは、7mmのウエットスーツが乾いていることを考慮して、8ポンドをリクエスト。

ガイドは、タイ人女性で27歳のダイブマスターコイちゃん。

エントリーすると、インド洋方面でみられるラウンドヘッドパロットフィッシュがお出迎えだ。
こいつは、IP(イニシャルフェーズ)。

主に太平洋方面でダイビングしている俺っちには珍しい魚なのだ。

シミランにはいっぱいいるニセネッタイスズメダイ
シミランのニセネッタイスズメダイは大人になっても背びれの黒斑が残っているやつをよく見かける。
こいつはまだ子供だけどね。

これまた俺っちには珍しいミズタマハゼ

ほほのところにある6つの水色の斑点が特徴で、英名はSIXSPOT GOBY。
パラオにも居るみたいだけど、俺っちはこいつを見るのはシミランばっかりだな。
シミランでは結構簡単に見つかると思う。

普通種のアカモンガラもいた。

砂地の斜面の水深20mぐらいのところをゆっくり魚を見ながら移動する。

ところどころに、ちょっと大きな根が砂地に現れる。
根には、スカシテンジクダイがいっぱい!

おっと、岩の上にタテジマヘビギンポみっけ!

泳いでいる魚から、岩の上にチョコンと乗っている魚まで、貪欲に探します (^_^)v

インド洋固有種のマレーアンクロミスとも久しぶりのご対面だぁ~♪

地味なんだけど、普段太平洋方面で潜っている俺っちには新鮮なスズメダイなのだ。

おっと、ミカヅキチョウチョウウオに似ているけど別種のトライアンギュラーバタフライも居たぞ。

ミカドチョウチョウウオのインド洋バージョンです。こいつはミカドチョウチョウウオと尾鰭の付け根の模様が微妙に違うのだ。

シミランにはいっぱい居るユカタハタ

成魚がいっぱい居るので、こいつの幼魚を探すにはシミランは適していると思う。

ユカタハタの幼魚は、ハナダイみたいで成魚とは全然違う。
俺っちは、ユカタハタの幼魚はシミランのボン島でしかまだ見たことない。

アンダマンジョーフィッシュが巣穴から全身出てたんだけど、こっちの気配をいち早く察知して、穴に入っちゃった。 (T-T)

本当は、こいつを撮るために粘りたかったんだけどガイドのコイちゃんや他の人が先に行っちゃうので泣く泣くこんな写真だけ撮ってこの場を離れた。

アンダマンジョーフィッシュをじっくり紹介してくれたら良かったのに・・・。

こいつはヒメダテハゼかなぁ?

でも、色合いがヤノダテハゼっぽいんだけど・・・・。尾鰭が写ってないので、同定出来ない。
>_<

チンアナゴがそれなりの数いるところまでやってきました。

でも、チンアナゴはどこにでも居る魚なので、興味なし。 (^^ゞ

お、ブラックチンスリーパーゴビーだ!

オトメハゼによく似ているが、オトメハゼじゃ無いのだ。
アゴの下が黒いんだけど、正面から見ないとその黒はよく見えない。

またまたインド洋固有種のカナリートップラス

いやぁ~、チェックダイビングポイントのアニターズリーフでも、インド洋固有種のお魚いっぱいだぁ。

普段潜ってない海で潜ると、見慣れない魚が一敗目に入ってきて楽しいなぁ音符

こいつは、普通種のダンダラダテハゼくん。

全然可愛くないです。 (^^ゞ

インド洋の美しいハゼ代表選手のオーロラパートナーゴビーも砂地のあちこちに居た。
いっぱい居たので、引っ込めても直ぐに次が見つかるので、遠慮無しに寄れた。

共生エビのコトブキテッポウエビも全身出てきてるし、なかなか良い感じの写真撮れました
(^_^)v

シミランで潜ったら、シミラーダムゼルの写真は撮らないとね。 (^_-)-☆
シミラーダムゼルはブルーが綺麗なのだ。

ちょこまか動き回るので、案外撮りにくかったりする。

ちょっと大きめの根に来ると、ダイバーがいっぱい。おおきなヤギにガイドとダイバーがかたまって、順番に写真撮っていた。俺っちのチームのガイドも、別チームが見終わるまでかなりの時間待ってから、その魚を紹介。よっぽど珍しいものでも居るのかと思ったら、クダゴンベだった。
クダゴンベごときに、こんなに待ったのか・・・
_| ̄|○

クダゴンベは無視して、可愛いハナダイギンポの方へ俺っちは移動。GWにコボンピナクルに行ったら、ハナダイギンポが凄い数いたけど、ここはちょっとだけ。

透明度は、20mちょっとって感じだったかな。
流れは全く無かった。

どこの根にもスカシテンジクダイがいっぱい。

こいつもインド洋固有種のインディアンハーフアンドハーフクロミス

まあインド洋固有種といっても紅海にもいるみたいだけどね。俺っちの中では太平洋方面に居なくて、インド洋方面に居るのはインド洋固有種扱いなのだ。 (*^O^*)

ルボックスブレニー (lubbocks blenny)もインド洋固有種。
こいつは、イヤースポットブレニーより簡単に見つかる。

まあ、イヤースポットブレニーも見つけるのはそんなに難しくないけどね。 (^_^)v

ダイブタイムが50分を越えて、浅場に移動して安全停止。
こんなところにブラックピラミッドバタフライがいっぱい居たぞ。
こいつを観るのもGW以来だな。

ダイブタイム52分。
最大水深24.8m。
水温は、29度だった。

ナイトロックス32%を使っていたので、水深20m越えが長かったけど全然問題無し。
ダイブクルーズにナイトロックスは欠かせない。
パヌニーヨットは、ナイトロックスは1本300バーツだった。俺っちは全ダイブナイトロックスリクエストだったので、若干割引があった。

1本目のダイビングを終えて、ディンギー(小型の船外機付きゴムボート)で、母船のパヌニーヨットに戻る。

パヌニーヨットは3階建てのダイブクルーズ船。

これがパヌニーヨットの船尾。

船尾にシャワーがついているんだけど、このシャワーはお湯じゃ無いのが残念。
まあ、暑いタイだから、水シャワーでも寒くないんだけどね。

パヌニーヨットでは各ダイブ毎に乾いたバスタオルが各人に1枚用意されている。

1本ダイビングを終えて、朝食です。
こんな風にバイキング形式。
料理は、もちろんタイ料理。

美味しいんだろうけど、俺っちは日本でも好き嫌いが多くて偏食なので、旅行では困る。

偏食家の俺っちは、フリーズドライの味噌汁と日本茶のティーバックを日本から持参。

パヌニーヨットで出るお粥と日本から持参した味噌汁があれば、基本何とかなるのだ (^^ゞ

  

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