2008年小笠原諸島 父島 ダイビング旅行記

小笠原でダイビング; おがさわら丸乗船記 2日目

おがさわら丸の航行時間は25.5時間。
だから、乗船記も2日目があるのだ。
(;^_^A アセアセ…

朝6時半に起きて、7時の開店と同時にレストランへ。
ざるそばを食べたような気がするがはっきり覚えてない。
それと、船内で焼いたというロールパンを1個。

小笠原に着くのは、定刻より10分早い11時20分みたいだ。
海が穏やかなので、順調な航海。
   

午前8時半から前日に申し込んでおいた船内見学ツアー。
Cデッキロビーに8時半に集合。
船内見学ツアーを申し込んでおけば、機関室と操舵室を見ることができる。

まず機関室へ行った。
いろんな計器が並んでいた。

ここで、エンジンとかフィンスタビライザーとかの説明を担当の人がしてくれる。

   

見学者用にかエンジンやプロペラを駆動するドライブシャフトとかの説明図が壁に所狭しと貼ってあった。

   

これは、船の傾きを測る計器。
海が穏やかなので、針は真下を指したまま。
全然揺れてません。
ラッキー (^_^)v

   

続いて、エンジンルームに案内してくれた。
ここは、かなりうるさい。
耳が痛くなるぐらい。
しかも、暑い!

巨大なエンジンがうなりを上げて動いていた。

   

船の真ん中辺で、両側にフィンスタビライザーというのが横揺れ抑制のためについている。
これがその説明図と写真。

実際の所どれぐらい効果あるんだろうか?


   

機関室の見学が終わって、今度は操舵室へ移動だ。
Aデッキよりさらに上の一番上に操舵室はあるのだ。

一度外に出て、操舵室に向かう。

あ〜、今日も天気は曇りだぁ。
_| ̄|○

   

そして操舵室。
これは、操舵室の後ろ側。
航海図がテーブルに広げてあった。
あと、船舶電話や無線設備。

   

これは、GPS。
今は、目的地をセットしたら自動航行で楽ちんだ。

   

操舵室からの眺め。
ここから、進路に船舶がいないか?とか常に見張っているようだ。

   

操舵室はこんな感じで広い。
こんなに広いのに、スタッフは3人ぐらいしかいなかった。

   

神棚があるのは何とも日本的。

   

ちょうど左側に聟島列島が見えた。
いよいよ小笠原諸島に入ってきたという感じだ。

   

これはレーダー。

機関室と操舵室見学は45分ぐらいだったかなぁ?
結構親切丁寧に案内してくれた。
25.5時間の過酷な船旅のうち1時間程度時間をつぶすことができるので、初めて乗る人にはお勧めのツアーです。
あ、料金は”無料”です。

   

見学が終わって、ちょっとデッキに出てみる。
すると、こんな風にデカイ望遠をつけたカメラを構える人が多数いた。
名に狙っているんだろう?
鯨かなぁ???

鯨ごときをこの寒い中じーっと探しているとしたらご苦労さんな事です。

   
そして、ついに小笠原・父島の二見湾に到着。
   
ボートが一隻お出迎え。
船の上から、ズーっと手をふってくれている。
   
そして、岸壁がついに見えた!
長かった、25.5時間の”快適じゃない”小笠原丸の航海。
オーストラリアはいうまでもなく、モルディブのダイブクルーズ船より小笠原丸は劣ります。
(;^_^A アセアセ…
   
やっと大地を踏むことができました。
ダイビングショップや宿の人たちがプラカードを持って、お出迎えしてくれてます。

俺っちのお世話になるバンブーインさんもすぐ見つかりました。
   
続々と降りてくる乗船客。
でも、結局450人ぐらいしか乗ってなかったらしい。

指定船室はほぼ満員だったので、2等客は250人ってこと?
   
小笠原丸が停泊する二見港のすぐ前の風景。
ここが一番栄えている(?)場所みたいだが、普通の民家街って感じ。

天候は厚い雲が空一面。
_| ̄|○
   
港から歩いて3分ぐらいの所に、9日間お世話になる宿のバンブーインがあった。
普通の2人用の部屋は、この建物の2階。
で、俺っちの泊まった1人用の部屋はこの建物の裏側に入り口があった。

電子レンジ、冷蔵庫、流し台、電気ポット、シャワールームがあって、広くないけどこぎれいな部屋だった。
初日にお金を払って、あとは鍵をずーっと持っていて、オーナーさんとやりとりすることは何もない。
気楽な感じ。
こんなタイプの宿か、朝夕の食事がついている民宿タイプのどちらかの宿が小笠原では主流。
いわゆるホテルってのはほとんど無いようだが、やっぱりホテルの方がリゾート気分があって良いと今回思った。
とにかく、神戸を出てから40時間かかった。世界で一番遠いダイブスポットかも・・・

   

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